広島・三次市で廃線となったJR三江線の線路をカートで走るイベントが行われました。
イベントは、5年前に廃止されたJR三江線を活用して地域おこしにつなげようと、「みよしSL保存倶楽部」が企画しました。
120ccのエンジン付き保線カートを連結して、往復1.5キロのコースを走らせます。
乗った親子
「運転手、前が見えんじゃん」
「レールじゃけえ、だいじょうぶ」
初日の3日は天候にも恵まれ、家族連れが次々とカートに乗り込んで、新緑に囲まれた景色を楽しみました。
ガイド
「まもなくトンネルに入ります。コウモリがいるかもしれないので、見ておいてください」
コースの途中にはおよそ250メートルの真っ暗なトンネルもあって、訪れた人たちはちょっとしたスリルも味わっていました。
乗った子ども
― 走ったらどんな気分?
「きもちかった」「たのしかった」
みよしSL保存倶楽部 小畠数美 代表
「特に子どもさんが喜んで『楽しかった』と言ってくれるのがうれしい」
みよしSL保存倶楽部は、このイベントを夏休み期間にも開催する予定です。