【高校野球春季神奈川県大会】慶応2番丸田、初回に先制三塁打 「先制できたの良かった」 

【慶応―横浜隼人】1回表慶応無死一塁。丸田が先制の適時三塁打を放つ=横浜(立石 祐志写す)

◆慶応7-2横浜隼人

 今春から2番打者を任される丸田が初回に先制の適時三塁打。無死一塁から直球を流し打ち、左翼手が打球を後逸する間に快足を飛ばした。「相手の応援がすごいので流れに乗ったら手を付けられない。形はどうあれ、先制できたのは良かった」と胸を張った。

 新チームからリードオフマンを務めていたが、春季大会から2番に定着。「打席でいろいろ考えてしまう」と難しさを吐露するが、「自分の一番の武器は足。併殺も少ないので、バントせずに強行して好機を広げるためだと思っている」と役割も十分に理解している。

 強力打線の新たな象徴を目指す3年生は「全体的に意図せずポイントが近くなっている。明日までに修正したい」と決勝を見据えた。

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