暑さを和らげる「緑のカーテン」になるつる性植物の苗の無料配布が、京都府亀岡市東竪町の民家前で始まった。住民有志14人がアサガオやゴーヤー、トマトなどの苗を配り、訪れた市民らが次々に持ち帰った。
地球温暖化について考えるきっかけにしようと、同町文化環境サークルが毎年この時期に行っている。今年は9回目で、メンバーの一人が所有する南丹市の農地で育てた7種類計1330本の苗が用意された。
初回は1日午前にあった。毎年心待ちにしている人たちが早速足を運んで苗や廃油で作ったせっけんを受け取っていた。代表の達富弘之さん(79)は「環境を良くしようという意識が少しでも芽生えてくれれば」と話していた。
8、15日の午前9時半~正午も、東竪町8の太田さん宅前で開かれる。問い合わせは同サークル0771(24)5601。