今夏の日本ツアーが決定したスコットランドの名門セルティック。
来日は2006年夏のプレシーズンマッチ以来17年ぶりとなる。
その17年前とは、セルティックの“生けるレジェンド”中村俊輔氏（現・横浜FCコーチ）の在籍時代だ。
2006年8月3日のプレシーズンマッチで横浜F・マリノスと日産スタジアムで対戦。主力選手がほとんど出場していなかったセルティックは0-3で敗れている。
その試合でセルティックが着ていたのは、2季ぶりのリーグ優勝を成し遂げた2005-06シーズンでのユニフォームだった。
セルティック 2005-07 Nike ホーム ユニフォーム
サプライヤーがUmbroからNikeへと変わった最初のユニフォームで、エンブレムを胸部中央に配したデザインが特徴的。06-07シーズンもそのまま継続で使用し、現在では05-07モデルと呼ばれているキットだ。
そしてこの05-07モデルは「セルティック中村俊輔伝説」を象徴する一着でもある。
横浜F・マリノスとの試合から数か月後。セルティックは世界最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグで激闘を繰り広げていた。中村氏がマンチェスター・ユナイテッド戦での2発のFKで伝説を作った、あの大会である。
セルティック・パークでのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村氏が沈めたFK。これが決勝点となりセルティックは勝利し、結果的にクラブ史上初のCLノックアウトステージへ導く一撃となった。
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「セルティック中村伝説」を象徴する05-07ユニフォーム。
2006年の来日時にこの伝説ユニを着てピッチを躍動する中村氏を目撃した人は、実は幸運だったのかもしれない。見られるときに見ておくということは、後に案外大きな意味を持つこともある。
セルティック17年ぶりとなる今夏の来日。プレシーズンマッチの対戦相手やスケジュールなど、詳細は近日中に正式発表される。
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