ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBC―信濃グランセローズ戦が3日、上越市の高田城址公園野球場で行われた。新潟が初回に3点、二回に5点を挙げ、11―5で乱打戦を制した。
糸魚川市出身の熊倉凌(24、糸魚川中―東京・成立学園高―関西国際大出)は5番・一塁手で先発出場し、初回の適時打を含む3安打1打点2得点と活躍、地元ファンの声援に応えた。ホームチームの大量点に、声出し応援の戻ったスタンドが沸いた。
始球式は還暦野球チーム・上越ライフロング投手の鴨井晃さん(68)が務めた。大役を見事な投球でこなした。還暦野球は通常のマウンドより前から投げるため、「遠すぎて」と苦笑い。「この年でやらせていただき、ありがたい」と感謝していた。この試合のボールボーイも同チームのメンバーが務めた。
試合は飛田テックのプレゼンツゲームで行われた。556人が観戦した。
次は7月9日午後2時から糸魚川市美山球場で新潟―福島、同15日午後1時から高田城址公園野球場で新潟―群馬が行われる。