バスケットボール男子のBリーグ2部（B2）プレーオフ（PO）第1日は5日、佐世保市体育文化館などで準々決勝2試合が行われ、レギュラーシーズン西地区2位の長崎ヴェルカは同3位の熊本に76-73で逆転勝ちした。東地区2位の越谷と同3位の西宮の試合は、西宮が71-64で競り勝った。
POはレギュラーシーズン上位の東西8チームが出場。2戦先勝方式のトーナメントで、上位2チームがB1に昇格できる。ヴェルカは6日の熊本との2戦目に勝てば、準決勝進出が決まる。
ヴェルカは前半、熊本のマンツーマンディフェンスを崩せずに苦戦。3点シュートも3本しか決まらず、29-46と17点ビハインドで折り返したが、後半は持ち味の堅守から流れを引き戻した。
熊本のファウルトラブルにも乗じて、第3クオーター終了時点で6点差に詰めると、第4クオーターはアギラール、ヘディングらのスチールから、松本、狩俣、ボンズらが次々に加点。3分に60-60の同点に追いついた。その後は競り合いとなり、5分にエースのボンズの5ファウル退場もあったが、アギラール、ギブスらが要所でシュートを決め、最後は3点差で逃げ切った。
第2日は6日、同体育館などで準々決勝4試合が行われる。
