自然の中で音楽や工作などを楽しむイベント「子どもフェスタin文化の森2023」が5日、宇都宮市長岡町のうつのみや文化の森で開催され、多くの人でにぎわった。新型コロナ感染拡大の影響で、4年ぶりの開催。
宇都宮美術館など3団体でつくる実行委員会が主催。自然の中でアートに触れてのびのびと楽しんでもらおうと、毎年こどもの日に実施していた。
宇都宮の最高気温が27.3度となったこの日は多くの親子連れが訪れ、和太鼓演奏や、同市の郷土玩具「黄ぶな」の折り紙など多彩なイベントを楽しんだ。竹とんぼ作りに挑戦した同市岡本西小3年中村杏奈(なかむらあんな)さん(8)は「羽を作るのが難しかった。たくさん飛ばしたい」と楽しそうな様子だった。
小林紀夫(こばやしのりお)実行委員長(61)は「子どもの遊ぶ姿を見るとやって良かったと思う。地域や美術館の活性化のため、今後も継続したい」と話した。