ムーミン走る! ラッピングバス3社が運行 作者・ヤンソンさんの親族デザイン 飯能イメージのイラストも

ムーミンのキャラクターなどがデザインされたラッピングバス((c)Moomin Characters(TM))

 埼玉県飯能市宮沢のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」のデザインをあしらったラッピングバスが、同市周辺で運行している。車体にはムーミンのキャラクターをはじめ、施設周辺の宮沢湖や森をイメージした絵が表現されている。

 ムーミンバレーパークはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんの童話「ムーミン」の世界を体験できる施設。ラッピングのデザインは、ヤンソンさんの親族でムーミンの著作権などを運営する「ムーミンキャラクターズ」(本社・スウェーデン)役員のジェームズ・ザンブラさんが手がけた。車体の側面にはムーミンやリトルミイ、樹木などが描かれている。

 飯能の観光を盛り上げようと、車体には「SAITAMA―HANNO」の文字も記された。

 国際興業バスと西武バス、イーグルバスの車両計3両に導入され、西武池袋線飯能駅北口―メッツァ―JR川越線武蔵高萩駅(日高市)などで運行している。

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