32歳で死去した工藤壮人さんの夫人、支援への感謝を綴る 「感謝してもしきれません」

昨年10月に32歳の若さで亡くなった元日本代表FW工藤壮人さん。

水頭症の手術を受けた後に容態が悪化し、息を引き取った。

工藤さんは5月6日が誕生日だったが、夫人がSNSを更新し、このようなメッセージを投稿した。

「Happy Birthday, Masa.

5月6日 彼の誕生日に、たくさんの方からメッセージをいただきました

工藤壮人を覚えていてくださっていること、今も、大切に想ってくださっていることに心より感謝いたします

ありがとう、も伝えられないまま突然いなくなってしまってから半年

周りの方々に支えられ、生かされていると日々、感じております

私たち家族へも多くの励ましの言葉をいただき、感謝してもしきれません

生まれた時からパパにそっくりな娘は4歳になりました

先月からサッカーを習いはじめ、プーマのシューズを自分でえらび、パパといっしょ!と履くたびにうれしそうにしています

お手紙もかけるようになりました

できることが増えるたびに一緒に成長をみていたかったな、と思わずにはいられません

パパと行ったところ、一緒に食べたもの、してもらったこといっぱい思い出してはその度に一生懸命教えてくれて今も変わらずパパのことがだいすきです

これからも私たち家族だけでなく、工藤壮人を愛してくださったたくさんの方の記憶の中で生き続けてくれることを願っています

この度、ご支援にご協力いただきました日本サッカー協会さま、小林会長をはじめ、ありがとうクドー Tシャツを企画してくださったテゲバジャーロ宮崎さま、ファン・サポーターの皆さまにこの場をお借りして、深く感謝申し上げます

娘と手を取り合い、一歩でも、半歩でも、前に進んでいけたらと思います」

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日本プロサッカー選手会(JPFA)は遺族を支援するためのチャリティオークションを行ったほか、テゲバジャーロ宮崎も資金を募るためのTシャツを販売している。

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