アーセナルが難敵ニューカッスルとの激戦を制し2連勝。マンチェスター・Cを追走|プレミアリーグ

【第35節】ニューカッスル vs アーセナル

写真:先制点を挙げたウーデゴーアは、これで今季15ゴールに ©Getty Images

5月7日、プレミアリーグ第35節ニューカッスル vs アーセナルがセント・ジェームズ・パークで行われた。

開始2分、ニューカッスルがカウンターを仕掛け、ジョゼフ・ウィロックのクロスをジェイコブ・マーフィーがシュート。これは左ポストを直撃したがさらに攻め続け、8分にはブルーノ・ギマランイスのシュートがヤクヴ・キヴィオルの手に当たったとしてPKの判定が下される。しかしオンフィールドレビューの結果、手には当たっていないとしてPKは取り消しとなる。

命拾いをしたアーセナルは13分、ガブリエウ・ジェズスが高い位置で倒されFKを獲得。マルティン・ウーデゴーアのキックはクリアされるが、ブカヨ・サカが拾ってジョルジーニョを経由し、ウーデゴーアが左足を一閃。劣勢だったアーセナルが14分に先制する。

ニューカッスルは失点後も攻撃姿勢を緩めなかったが、アーセナルは21分、ウーデゴーアのスルーパスからガブリエウ・マルティネッリがシュート。GKニック・ポープが弾いたボールを再びウーデゴーアが拾ってシュートを放つが、ポープのビッグセーブに阻まれる。24分にはグラニト・ジャカのスルーパスにサカが抜け出し左足のシュートを放ったが、ここもポープが体でブロックする。

一方のニューカッスルは27分、ギマランイスの縦パスをカルム・ウィルソンが収め、落としたところをウィロックがフリーでシュートを放ったが、アーセナルのGKアーロン・ラムズデールが立ちはだかってゴールを許さない。

前半アディショナルタイム、アーセナルはサカとマルティネッリの連携で左サイドを突破し、折り返しを受けたウーデゴーアが華麗なステップでDFをかわし右足でシュート。しかしここもポープが右足でブロックし、アーセナルの1点リードで前半を折り返す。

後半開始早々の48分、ニューカッスルはマーフィーが右サイドを突破し柔らかいクロスを入れ、走り込んだアレクサンデル・イサクがヘディングシュートを放つが、右ポストを直撃して得点ならず。続くFKの場面ではファビアン・シェアがフリーでヘディングシュートを放ったが、ラムズデールがスーパーセーブを見せる。

その後は両チームがチャンスを作りながらもゴールを奪えず、迎えた71分にアーセナルが自陣でのパスカットからカウンターを発動。ジェズスを経てマルティネッリが左サイドを駆け上がり、深い位置まで運んでクロスを入れると、ボールはシェアが差し出した右足に当たってOGとなり、アーセナルに追加点が入る。

終盤はアーセナルが守勢に回り、クリアボールをニューカッスルが拾って攻め込む展開が続く。90+2分には途中出場のアラン・サンマクシマンが左サイドからカットインしてシュートを放ったが、ラムズデールが指先で弾いてゴールは許さない。そのままタイムアップを迎え激闘はアーセナルの勝利に終わった。

勝利したアーセナルは勝ち点を81に伸ばし、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差「1」をキープ。敗れたニューカッスルはこれで連勝が3でストップした。

次節、ニューカッスルはアウェイでリーズと、アーセナルはホームでブライトンと対戦する。

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