埼玉メンバー初“STU48”3期研究生・藤井里詠さん 単独イベントに登場「緊張より一生懸命が勝った」

お披露目イベントに出演した、STU48初の埼玉県出身メンバー・藤井里詠さん(後列右から2人目)ら3期研究生14人=7日、広島県・WAKOゲバントホール(C)STU

 瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」の3期研究生は7日、広島県・WAKOゲバントホールで、初の単独イベントを開催した。グループ初の埼玉県出身メンバー・藤井里詠さん(17)ら14人が活動への意気込みを語り、それぞれの飛躍を誓った。(森本勝利)

 今年4月に加入したフレッシュな3期研究生14人は、冒頭から「夢力」を元気よく披露。森末妃奈さん(20)=岡山県出身=は、「先日行われたSTU48の6周年コンサートで、初めてのステージに立たせていただきましたが、本日は私たちだけのステージになりますので、皆さんと一緒に楽しむことができたら嬉しいです」と呼び掛けた。

 質問コーナーで「STU48を知ったきっかけは」と問われた藤井さんは、「『花は誰のもの?』をテレビ番組で聴いて、素敵な楽曲だと思い知りました」と回答。平和を願うメッセージソングとして、昨年ロングヒットした8枚目シングル「花は誰のもの?」の影響力を感じさせる一幕となった。

 イベントでは、最新シングル「息をする心」など全5曲を披露。長谷川乃彩さん(18)=愛知県出身=が「3期研究生も先輩方に負けないように、皆さんへ何かを届けられるように、そして何よりも皆さんとSTU48として歩むために、前に進みたいと思います」と意気込んだ。

 初々しくも全力パフォーマンスで、初のお披露目イベントを終えた3期研究生。藤井さんは、「始まる前は、舞台袖で緊張してマイクが落ちちゃうんじゃないかというくらい手汗がすごかったんですが、ステージに立ったら緊張より一生懸命さの方が勝りました」と振り返っていた。

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