自身2連勝でチームを再び連勝街道へ─。横浜DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が9日の巨人戦(新潟)に先発する。8日に横浜スタジアムで行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールなどで汗を流した右腕は「いつもと同じように(27人)全員を三振に取るという気持ち」と意気込んだ。
来日初先発だった3日の広島戦(横浜)は7回1失点と好投し初勝利。初めての対戦となる巨人については、「とても有名で伝統的なチーム。世界でも知られている」との印象を抱いている。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の岡本和を「すごくいいバッター」と警戒。その上で「いい打者やチームとの対戦は楽しみなので、ベストを尽くしていい結果になればいい」と明るかった。
地方球場での登板に関し、斎藤チーフ投手コーチは「平塚(球場)も経験したし、ファームからは(マウンドの)順応性は問題ないと聞いている。あえて地方球場を外すことはしていない」と説明した。
指名練習にはバウアーのほか今永や石田ら先発投手陣が参加。ガゼルマンは実戦形式の打撃練習に登板し、西巻と林を相手に投げ込んだ。