甦るマラドーナ時代!セビージャの新作「90年代レトロユニフォーム」が郷愁を誘う

ラ・リーガ1部セビージャとキットサプライヤーのCastoreは5日、ディエゴ・マラドーナ氏が在籍していた時代のユニフォームデザインを再現したレトロシャツを発表した。

そのレトロシャツをご紹介の前に、まずは今回の“元ネタ”となった1992-93シーズン当時のFront Rrunner製ユニをご覧いただきたい。

Sevilla 1992-93 Front Runner Home

袖の2本のボーダーが特徴的な92-93モデル。このシーズンはBuktaのキットも着用したため1シーズンで2つのサプライヤーのユニを使用していた。どちらかと言えばこのFront Runner製キットが正統な92-93モデルとされている。

それでは今回リリースされた「2人のレジェンド時代」のレトロユニフォームをご紹介しよう。

Sevilla 2022-23 Castore Retro Jersey No.10

セビージャ 2022-23 Castore レトロユニフォーム No.10

こちらが今回発売となったレトロジャージで、胸・背番号10をプリント。アイテム名を見ても分かるように、建前上は92-93モデルの復刻版ではなく今季のレトロジャージだ。だが、デザインはどこからどう見ても92-93モデルである。

背番号10のフォントデザインも当時とほとんど同じで懐かしの立体デザイン。アルゼンチン代表を想起させるブルーで彩色するのは、マラドーナ氏への敬意からだろうか。

Sevilla 2022-23 Castore Retro Jersey No.9

セビージャ 2022-23 Castore レトロユニフォーム No.9

こちらは胸・背番号9をプリントしたレトロジャージ。9番は1991-96年までセビージャでプレーした元クロアチア代表FWダヴォール・シュケル氏が付けていた番号だ。

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透かしプリントの有無やスカイブルーを配色する点など細部は微妙に異なるが、92-93モデルを再現したCastore製レトロユニフォーム。

これを当時のレトロ復刻版としない理由は不明だが、サプライヤーが異なるだけに権利関係など何らかの問題が横たわっている可能性も考えられる。

オールドファン感涙な両シャツは、セビージャのクラブ公式オンラインストアで購入が可能だ。

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