日本維新の会の県組織「神奈川維新の会」の金村龍那代表(衆院比例南関東)は8日、県庁で会見し、次期衆院選で県内20の小選挙区すべてに候補を擁立する意向を表明した。小選挙区と比例南関東を合わせて、少なくとも5議席を獲得するとの目標も掲げた。
金村氏は「すべての小選挙区で勝利するのは現実的ではない」との認識を示しつつも、比例復活を含めて5議席以上を獲得できれば「野党第1党」が視野に入ると言及。「改革政党として立ち上がった維新が、巨大与党の自民党に対峙(たいじ)していくという大きなストーリーになる」と強調した。