ラーメン店で食中毒…「まぜそば」食べた高校生7人に症状、4人からサルモネラ属菌検出 熊谷の店営業停止に

ラーメン店で高校生が食中毒=埼玉県熊谷市

 埼玉県は8日、熊谷市内のラーメン店「ゴールデンタイガー」で食事をした高校生5人にサルモネラ属菌による食中毒が発生したとして、営業者のビーオージー(金沢洋介代表取締役)に同日から3日間の営業停止の行政処分を行ったと発表した。

 県食品安全課によると4月29日午後2時ごろ、高校生の友人7人が同店で生卵や鶏チャーシューの入ったまぜそばを食べたところ、下痢や発熱を発症した。

 5月3日に患者の家族が熊谷保健所に通報し、5人を調査。そのうち4人の便からサルモネラ属菌を確認した。5人ともすでに快復したという。

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