打撃好調の吉田が週間MVPに輝く ナ・リーグはブレーブス・マーフィー

日本時間5月9日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン6週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグは吉田正尚(レッドソックス)、ナショナル・リーグはショーン・マーフィー(ブレーブス)が選出された。両選手はともに週間MVP初受賞。レッドソックスはアダム・デュバルも第1週に週間MVPを獲得しており、週間MVP受賞者を複数人出した今季最初のチームとなった。また、マーフィーは、ブレーブスの捕手としては2013年7月のブライアン・マッキャン以来の同賞受賞となっている。

吉田は6試合に出場して12安打を放ち、打率.480、2二塁打、2本塁打、8打点、出塁率.519、長打率.800、OPS1.319の大活躍で、日本時間5月7日まで続いたチームの7連勝に貢献。現在継続中のものとしてはメジャー最長となる16試合連続安打をマークしており、安打数は今季リーグトップの数字を残している。15試合以上の連続安打を記録したのはイチロー、田口壮、松井秀喜、青木宣親、大谷翔平に続く日本人選手6人目となった。

今季ブレーブス新加入の28歳、マーフィーはダブルヘッダーを含む8試合に出場し、打率.360(25打数9安打)、2二塁打、3本塁打、12打点、出塁率.515、長打率.760、OPS1.275の成績。今季の打点28はメジャートップと勝負強い打撃で、ナショナル・リーグ勝率1位と好調のチームを牽引している。日本時間5月2日に行われたメッツとのダブルヘッダー第1戦では、3ランホームラン2発でキャリアハイの1試合6打点をマーク。2021年にはゴールドグラブを獲得するなど守備には元々定評のあったマーフィーだが、打撃でもチームにとって欠かせない選手となった。

なお、その他の候補としては、ア・リーグではデビューから2試合連続の快投を見せたブライス・ミラー(マリナーズ)や満塁弾を含む3本塁打9打点のアンソニー・サンタンデール(オリオールズ)、ナ・リーグではともに4ホーマーを放ったクリスチャン・ウォーカー、ルルデス・グリエルJr.のダイヤモンドバックス勢などの名前が挙がっていた。

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