松山英樹、小平智が出場 イ・キョンフンが3連覇狙う

マスターズ以来の実戦となる松山英樹※撮影は4月「マスターズ」(撮影/増田高寛)

◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン選手権 事前情報◇TPCクレイグランチ(テキサス州)◇7414yd(パー72)

今季のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ニューヨーク州オークヒルCC)を翌週に控えたツアーはテキサス州ダラスを舞台にする。トム・ワイスコフ設計のTPCクレイグランチでは直近2年でイ・キョンフン(韓国)が優勝。11日(木)から戦後10人目の同一大会3連覇をかけてプレーする。

日本の松山英樹にとっては4月「マスターズ」以来、約1カ月ぶりの実戦復帰の機会になる。出場を予定していた先週の「ウェルズファーゴ選手権」を首痛のため欠場し、再渡米後の患部の状態、メジャーに向けた仕上がりが気になる。昨年は最終日に圧巻の1イーグル9バーディ、1ボギーの「62」をマークし3位で終えた大会を良いきっかけにしたい。

小平智は「メキシコオープン」から1週のオフを挟んで出場。昨年は予選落ちしたが、一昨年に13位に入ったコースでもある。

世界ランキング2位、テキサス州出身のスコッティ・シェフラーは前週の昇格大会をスキップして今大会に臨む。ことしのマスターズを「メンタルヘルス」を理由に欠場したアーロン・ワイズが、別コースで行われた2018年に優勝した大会でツアー復帰を決めた。

当地に会場が移った一昨年から、優勝スコアは通算25アンダー、26アンダーとロースコアの争いが続いている。

ダラス育ちで冠スポンサーのAT&Tと契約するジョーダン・スピースは左手首痛のため開幕3日前に出場エントリーを取り下げた。

<主な出場予定選手>
イ・キョンフン、ジェイソン・デイ、ティレル・ハットン、トム・キム、小平智、マット・クーチャー、ミンウ・リー、松山英樹、スコッティ・シェフラー、アダム・スコット、アーロン・ワイズ

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン