9日午前の東京株式市場の日経平均株価（225種）は反発した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超え、節目の2万9000円台を回復した。好決算を発表した銘柄などに買い注文が集まった。外国為替市場の円安ドル高進行も投資家心理を支えた。
午前終値は前日終値比223円68銭高の2万9173円56銭。東証株価指数（TOPIX）は20.06ポイント高の2091.27。
前日の米国市場は、米連邦準備制度理事会（FRB）の調査で資金調達需要が減少していることが判明したため、投資家のリスク回避姿勢が強まり、ダウ工業株30種平均は下落した。
