野帳デザインコンテスト、上野文具が開催 「県にまつわるもの」テーマに28日まで

「オリジナル野帳デザインコンテストのポスター」

 上野文具(宇都宮市池上町、上野拓哉(うえのたくや)社長)は、「オリジナル野帳デザインコンテスト」を初めて開催している。「栃木県にまつわるもの」をテーマに、28日まで野帳の表紙のデザインを募集しており、最優秀作品を商品化する。

 野帳は、文具大手コクヨ(大阪市)のロングセラー商品で、測量士のために開発された。屋外で筆記でき、耐久性もある硬い表紙が特長。企業や地域限定デザインの表紙もあり、コレクターや愛用者は「ヤチョラー」などと呼ばれている。

 コンテストは県の魅力発信や、デザインに興味のある人の発表の場にしてもらうことが目的。コクヨ北関東販売(宇都宮市問屋町)の協力で企画した。

 応募資格は県内在住者か、県内で就労、就学し、イラスト制作ソフト「illustrator」でデータを提出できる人(手書きは受け付けていない)。作品は同社にメールで応募する。

 1次審査、2次審査(交流サイトで一般投票)を経て、入賞作品を決定する。最優秀作品1点は、上野文具のイベントなどで300冊限定で販売する。詳細は上野文具ホームページへ。

 応募先は、コクヨ北関東販売yd-contest@kokuyo-kitakanto.co.jp

 

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