鍾乳洞で高齢男性の遺体 山口・秋芳洞、観光客発見

 山口県警美祢署は9日、同県美祢市の鍾乳洞・秋芳洞内の水路で60~70歳くらいの男性の遺体が見つかったと発表した。司法解剖の結果、死因は溺死で、死後1週間ほど経過していた。署は身元の特定を進め、事件、事故の両面で調べている。

 署によると8日正午ごろ、秋芳洞を訪れた観光客が遺体を発見し、施設の従業員が119番した。遺体は身長168センチで、黒の長袖シャツに灰色のズボンをはいていた。洞の正面入り口から500メートル進んだ水路で横たわった状態で見つかった。

 秋芳洞は国の特別天然記念物に指定されている。

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