広島サミットまであと10日となりました。日程についも徐々に明らかになっています。首脳の夫人などパートナーたちが、宮島などを訪問します。
広島サミットのパートナーズ・プログラムには、各国の首脳とともに来日する妻や夫などが参加する予定です。
外務省によりますと、初日の19日は広島市内で昼食会が開かれ、茶道体験もする予定です。さらに、若者たちが意見を交わす「次世代シンポジウム」にも参加します。
翌20日には、宮島を訪問します。島内でも昼食会が開かれ、瀬戸内の食材や、お好み焼きを知ってもらうプログラムも組まれています。
そして、最終日の21日には、広島県立美術館や縮景園の訪問も予定されています。
外務省は平和公園の訪問について、「有意義な日程となるよう調整をしている」としていて、「各国首脳のパートナーに、平和への願いをともに発信し、時間的な制約で首脳には十分紹介できない広島の魅力も感じてもらいたい」という考えを示しています。
― それぞれの国で注目される人たちだとも思うので、広島のことを知ってもらって発信してもらうことに意味はありそうです。
― 2016年に広島であったG7外相会合の際は当時、外務大臣だった岸田総理の妻・裕子さんが主催して、参加国の配偶者のみなさんが、平和公園を訪問しました。裕子さんの母校・広島女学院も訪れて、生徒たちの意見交換もありました。また、宮島も訪れたほか、広島市の茶室で裕子さんがお茶を点てて振る舞いました。今回も、このような「おもてなし」になるのではないでしょうか。
