JR芸備線(広島)で落石 運転取りやめ区間「7月下旬 再開めざす」 想定より2か月遅れ サミットに向けJR 対策本部も

JR西日本は、落石のため3月から運転を取りやめていた広島県の芸備線の一部区間について、運転再開の想定が当初より2か月遅くなると明らかにしました。

JR西日本 中国統括本部 蔵原潮 本部長
「7月下旬の運転再開を目指し、その間、落石対策工事をしっかり進めていく」

3月23日の夜、庄原市 東城町のJR芸備線で、列車が線路内にあった落石と接触して脱線。その後、東城駅と備後落合間では運転を取り止めています。

JR西日本では今月下旬の運転再開を見込んでいましたが、落石対策のため想定より時間がかかり、7月下旬の運転再開を目指すと明らかにしました。

また、来週に迫ったG7広島サミットに向けては、18日に24時間体制の対策本部を設置し、警戒にあたるということです。

そのほか、広島駅では死角をなくすため、AIカメラを増設。不審物対策のため、期間中は広島駅や宮島口駅・岩国駅などで構内のコインロッカーやゴミ箱の使用を停止するとしています。

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