マンチェスター2強時代!12-13プレミアリーグ「最高にかっこいいユニ」TOP8を選んでみた

十年一昔、という言葉がある。

これは「10年も経てばだいぶ昔に感じるほどの、世の中の移り変わりの激しさ」を例えたものだが、ではサッカーのユニフォームはどうだろうか。

そこで、2012-13プレミアリーグから最高の8着を選んでみた。素材の進化は別にして、デザインは決して“ひと昔”ではないようだ。

トッテナム

トッテナム・ホットスパー 2012-13 Under Armour ホーム ユニフォーム

選手:ガレス・ベイル

サプライヤーがPumaからUnder Armourに変わって最初のユニフォーム。伝統のホワイトを基調にシルバーグレーの差し色が目を引くこのユニを着てプレミアを5位で終えた。

ロゴが妙に印象的な胸スポンサー「Aurasma」はソフトウェア制作会社。

マンチェスターU

マンチェスター・ユナイテッド 2012-13 Nike ホーム ユニフォーム

選手:香川真司

マンチェスター・ユナイテッド2年ぶり通算20回目のリーグ優勝を成し遂げたシーズンのユニ。香川真司(セレッソ大阪)がドルトムントから移籍加入した初年度でもある。

マンチェスターが発祥の地というギンガムチェック柄は少し力強さに欠けるがファッショナブルだ。

ウェストハム

ウェストハム・ユナイテッド 2012-13 Macron ホーム ユニフォーム

選手:アンディ・キャロル

ボディをレッド(クラレット)、袖をスカイブルーで完全に分けする伝統を継承しながらも、Macornならではのモダンな要素を取り入れた見事な一着。

この当時のMacronは他にもベティス、AZ、ラツィオなどにユニを供給し、好デザインを連発していた時期でもある。

サウサンプトン

サウサンプトン 2012-13 Umbro ホーム ユニフォーム

選手:吉田麻也

2009-10シーズンから続いたUmbro“レトロ路線”の最終章にして同ブランド最後のユニフォーム。吉田麻也にとってセインツ最初のユニだ。

翌13-14シーズンのadidas製ユニ見たときに、ピンストライプを走らせるクラシックなこのデザインの素晴らしさを改めて思い知らされたファンは多かった。

リヴァプール

リヴァプール 2012-13 Warrior Sports ホーム ユニフォーム

選手:スティーヴン・ジェラード

もはや黒歴史とも言えるWarrior時代のユニフォームだが、シンプルでクラシックなデザインを採用した最初のホームキットは決して悪くはなかった。

リヴァプールには名作ユニが多いだけに歴代屈指のキットとは言えないものの、なかなかの好デザインである。

アーセナル

アーセナル 2012-14 Nike ホーム ユニフォーム

選手:オリヴィエ・ジルー

2012-13、13-14の2シーズンで使用し、宮市亮(横浜F・マリノス)も袖を通したホームキット。プレミアリーグはどちらも4位で終えている。

袖に配した2本のボーダー(フープス)は、名将ハーバート・チャップマンが指揮を執っていた1930年代のチームに触発されたもの。

スウォンジー

スウォンジー・シティ 2012-13 adidas ホーム ユニフォーム

選手:ミチュ

プレミアリーグ昇格2シーズン目に着用したホームキットで、ホワイト&ゴールドのカラーリングは写真で見るより実物の方が数倍美しい。

通常のキットとは異なるこのデザインはクラブ創設100周年を記念したもので、エンブエムも100周年を記念した特別仕様を付けていた。

マンチェスター・C

マンチェスター・シティ 2012-13 Umbro ホーム ユニフォーム

選手:セルヒオ・アグエロ

2季連続のプレミアリーグ優勝こそ逃したものの2位で終えたシーズンのホームキット。サプライヤーのUmbroはこのモデルが最後となり、翌13-14シーズンからはNikeが務めることに。

【関連記事】独断と偏見で選ぶ!プレミアリーグ22-23、最高にかっこいい「ホームユニフォーム」8選

クラブ歴代でも屈指の好デザインで、とりわけ配色が絶妙。エンブレムをこのカラーに染め上げたセンスには脱帽だ。

このシーズンはアウェイとサードも素晴らしいデザインで、レトロスタイルを得意とするUmbroが真骨頂を見せつけたシーズンとなった。

新ユニフォーム発表時には熱狂的なサポーターでも知られるノエル・ギャラガーが登場し、ヴァンサン・コンパニとの2ショットを披露!

レアなユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしのユニやグッズに時間を忘れます。

© 株式会社ファッションニュース通信社