サッカーにおいて重要な数字はゴール数とアシスト数であるが、それを導くための「シュートを導いたアクション数」も近年は注目されている。
今回『Planet Football』が「2022-23シーズンの欧州サッカーにおけるチャンスクリエイト数TOP10」を紹介していた。
1位はリオネル・メッシ、2位はケヴィン・デ・ブライネ、3位はブルーノ・フェルナンデス、7位はマルティン・ウーデゴール、8位はブカヨ・サカと予想が容易だったが、意外な選手も入っていた。その5名をご紹介していく。
4位:ヴィニシウス・ジュニオール
クラブ:レアル・マドリー
シュートを導いたプレーの数:153回
自らドリブルで仕掛けている印象が強いヴィニシウス・ジュニオールであるが、実はチャンスメイクの点でも素晴らしい記録を残していた。シュートを導いたプレーは実に153回。
群雄割拠のレアル・マドリーの中でも最も多くの得点機会を作っており、チームの中でどれだけ重要な存在になっているかがよく分かる。
5位:キーラン・トリッピア
クラブ:ニューカッスル
シュートを導いたプレーの数:152回
今年1月にアトレティコ・マドリーからニューカッスルへと加入してきたキーラン・トリッピア。サイドバックでありながらこのランキングで5位となっており、152回ものシュートを導くプレーをしているという。
ディフェンス面でも攻撃面でも評論家から高い評価を受けており、ニューカッスルのプレミアリーグ上位進出に大きく貢献している。
6位:レミ・キャベラ
クラブ:リール
シュートを導いたプレーの数:150回
奇しくもニューカッスルに所属したことがあるフランス人MFレミ・キャベラが6位。かつてモンペリエでオリヴィエ・ジルーを操りリーグアン優勝を果たした司令塔もすでに33歳。ロシアリーグも経験したもの、ウクライナ侵攻によって規約を解除しフランスに戻ってきた。
そして今季リールに1年契約で加入し、いきなり主力に。ジョナサン・デイヴィッドの得点力を開花させるチャンスメイクで復活をアピールしている。
9位:ドミニク・ショボスライ
クラブ:RBライプツィヒ
シュートを導いたプレーの数:139回
レッドブル・ザルツブルク時代には南野拓実や奥川雅也とともにプレーしていたハンガリー代表MFのドミニク・ショボスライ。22歳の大型アタッキングミッドフィルダーで、現在はRBライプツィヒの中心的な選手となっている。
フリーキックやコーナーキックも得意としていることもあり、チームに多くの得点機会を作り出しているようだ。
10位:ブランコ・ファン・デン・ボーメン
クラブ:トゥールーズ
シュートを導いたプレーの数:137回
意外なことにオナイウ阿道が所属しているフランス・リーグアンのトゥールーズから、オランダ人MFのファン・デン・ボーメンがランクイン。もともとはアヤックスユース出身だが、FCアイントホーフェンやデ・フラーフスハップでプレーするなど叩き上げの選手だ。
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2020年から所属したトゥールーズでは昨季2部で12ゴールを決めて昇格に貢献。今季も絶対的な攻撃的MFの一人として多くのチャンスを作っているようだ。