10日(水)の天気 全国的に晴れて昼は汗ばむ陽気 冷える朝との気温差注意 北日本は雷雨の所も

 きょう10日(水)は、東北南部から西日本にかけて安定した晴れの天気となる見込み。最高気温は25℃前後まで上がる所が多く、昼間は汗ばむほどの陽気となるが、冷える朝との気温差に注意が必要だ。
 北海道と東北北部は不安定な天気で、にわか雨や雷雨の所がある見込み。

冷える朝に汗ばむ昼 気温差は重ね着で調節を

 けさも全国的に、この時季としては空気が冷えている。午前5時現在、全国の7割を超える観測地点で気温が一桁まで下がっていて、通勤通学時には厚手の上着が必要なくらいの肌寒さだ。

 一方、晴れて日差したっぷりの昼間は、きのう(火)よりも気温の上がる所が多く、最高気温は、仙台23℃、東京・大阪25℃、名古屋は28℃など、半袖でも過ごせる陽気となる見込み。
 各地、気温差が大きいので、重ね着などで上手く調節して体調を崩さないように気を付けたい。

広く晴れて日傘活躍 北海道と東北北部は雨具の備えを

 東北南部から西日本にかけては、一日を通して晴れて、洗濯日和となりそうだ。昼間は新緑が眩しく感じるくらいの日差しが降り注ぐので、日焼け止めクリームや、日傘・帽子などで、紫外線対策が必要となる。
 北海道と東北南部は、昼前後を中心に変わりやすい空模様で、晴れ間があっても、急な強い雨、落雷、突風、降ひょうに注意が必要だ。

あすも全国的に晴れ 東日本でも急な雨の所が

 あす11日(木)も全国的に晴れる所が多くなりそうだ。東海から西では、最高気温が25℃を超える所が多く、初夏の陽気が続くが、関東などその他の地域はこの時季らしい気温に戻り、北海道は昼間も空気がヒンヤリしそうだ。
 また、あすは、東日本でも大気の状態がやや不安定になる見込み。関東甲信の一部で、にわか雨の可能性があるため、洗濯の外干しは、安定した晴天となるきょうの方がおすすめとなる。

(気象予報士・海老原美代子)

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