京都府伊根町と舞鶴市の沖合に仕掛けられた定置網で9日、大型のクロマグロ計6匹が漁獲された。先月に続く大漁で、マグロが運ばれた府漁協舞鶴地方卸売市場(同市下安久)では職員が出荷作業に追われた。
伊根町の蒲入水産(蒲入)が3匹、新井崎水産(新井)が2匹、舞鶴市の田井水産(田井)が1匹をそれぞれ水揚げした。重さは220~150キロという。
蒲入水産の長谷川貴之社長は「大型のマグロがまとまってとれるのは珍しい。久しぶりのうれしいニュースで大漁旗を上げた」と喜んでいた。
マグロは舞鶴卸売市場に漁船で運びこまれ、大型容器に氷詰めされた。東京・豊洲市場に出荷される予定。先月5日には舞鶴市田井沖の定置網に大型マグロ5匹がかかっていた。