「レアルはクロースが厄介だった…彼がピボットじゃなければ守備は楽」 シティのグアルディオラ監督が脱帽

10日に行われたレアル・マドリー対マンチェスター・シティのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグは1-1の引き分けとなった。

前半36分にヴィニシウス・ジュニオールのゴールでレアルが先制するも、後半にケヴィン・デブライネの弾丸シュートでシティが同点に持ち込んでいる。

試合後、両指揮官はこのように話していた。

カルロ・アンチェロッティ監督(レアル・マドリー監督)

「ライン間のスペースをコントロールすることに集中していたし、デブライネとイルカイ・ギュンドアンがそこを使うのを防ごうとした。

クロースとルカ・モドリッチはそれを見事にやり遂げてくれたよ」

ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)

「相手のほうがよかった後半にゴールを奪うことができた。

こういう試合では最高の選手たちが必要になる。GKエデルソンは並外れていたよ。(3バックの右ストッパー)カイル・ウォーカーも世界最高のライバル相手に並外れていた。

我々はボックス(ペナルティエリア)をうまく守ったし、その尽力はものすごかった。

トニ・クロースのせいで望んでいた以上に守備をさせられた。今日は彼がピボーテでプレーしていなかったら、我々の守備ははるかに少なかったはずだ」

ペップは中盤の底に入ったクロースが厄介だったと感じていたようだ。一方、アンチェロッティはライン間のスペースを埋めることを考えていたとのこと。

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来週の2ndレグがどんな展開になるのか楽しみだ。

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