女子児童の体を不適切に触れる行為 男性教諭(57)を懲戒処分

 女子児童の体に不適切に触れる行為を行っていた県西地区の小学校の教諭(57)に対し、栃木県教育委員会は9日付で停職3カ月の懲戒処分を行いました。

 停職の懲戒処分を受けたのは、県西地区の小学校に勤務する男性教諭(57)です。県教育委員会によりますと、男性教諭は去年(2022年)9月から12月にかけて、授業中や休み時間に女子児童数人の体を不適切に触る行為を繰り返していました。

 女子児童が別の教諭に相談して問題が発覚し、県教育委員会が本人に聞き取りを行ったところ「頑張れと励ますつもりで肩や背中、さらにでん部まで不必要に触ってしまった」と話し、児童によっては7~8回触れる行為をしたということです。

 男性教諭は「児童、保護者を傷つけ、職場に負担をかけ、たくさんの人に迷惑をかけて申し訳ない」と話し、9日付で退職届を提出し受理されました。

 県教育委員会の阿久澤真理教育長は「このような事案が発生したことは誠に遺憾。教職員一人一人の規範意識を高め、不祥事の撲滅と信頼の回復に粘り強く努める」とコメントしています。

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