那須烏山市内の廃校を利活用 「いちごの学校」がオープン

那須烏山市で廃校になった小学校の教室を利用したイチゴの摘み取り体験や栽培技術を学べる「いちごの学校」がオープンしました。

真っ赤に実った「とちおとめ」など2種類のイチゴ。いちごの学校がオープンしたのは那須烏山市の旧向田小学校です。

那須烏山市観光協会と千葉大学でイチゴの栽培研究を行っている企業「ハンモ」が共同で去年(2022年)の夏から人工の光を使った水耕栽培に取り組んできました。

オープニングセレモニーには市内の家族や関係者など合わせておよそ30人が出席しました。

一行は、最先端の技術を駆使した水耕栽培などの説明を受けた後、いちご摘みへ。ハサミを使って丁寧にいちごを摘み取り箱に詰めていきました。

協会によりますと廃校になった教室を利用して夏場に人工の光で成長したイチゴの摘み取り体験ができるのは全国で初めてだということです。

このいちごの学校は2023年11月までの営業を予定しています。

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