模型鉄が選ぶ「好きなNゲージの新幹線」は…第1位は流線型の斬新なフォルムに遊び心たっぷり【鉄ちゃんの○○3選】

上田弘文さん

 鉄ちゃんに鉄道の魅力を紹介してもらうコーナー。今回は、鉄道友の会福井支部会員で「模型鉄」の上田弘文さん(71)=福井県福井市。レールの幅が9ミリの鉄道模型「Nゲージ」の車両を約4800両所有。自宅に作った巨大ジオラマで走らせ「コーヒーを飲みながら見るのが至福の時」と語る。そんな模型鉄に「好きなNゲージの新幹線」を選んでもらった。

【1位】500系

 山陽新幹線で「こだま」として走る500系。流線形の斬新なフォルム、顔のとんがり具合がいい。車体が円筒形なので、ジオラマで走らせると弾丸のようだ。ほかにハローキティ新幹線など遊び心のあるデザインのものもあり、ついつい集めてしまう。

【1位ここにも注目!】ブランドごとに味がある

 Nゲージの二大ブランドが「KATO」と「TOMIX」。同じ車種でも微妙な見た目の違いがあり、それぞれに味がある。自分好みにするのも楽しみ。500系車内にはLED電球を自分で設置。部屋を暗くして走らせると、違った雰囲気を楽しめる。

【2位】E5系はやぶさ

 ときわグリーンの車体を走らせるとジオラマを鮮やかに彩ってくれる。本物と同じように「E6系こまち」と連結して17両編成で走らせることも可能。こまちのあかね色も加わると、より華やかになる。

【3位】E4系Max

 全車両2階建てで、他の新幹線と比べて迫力がある。2021年に引退。引退済みの新幹線を走らせることができるのもNゲージの楽しみ。日本初のオール2階建て新幹線のE1系も好きだ。

© 株式会社福井新聞社