米実力派俳優の死因が判明 1年前、撮影先ドミニカで急死 『アイデンティティー』『グッドフェローズ』出演

俳優の故レイ・リオッタさんの死因が、急性心不全と判明した。昨年5月、映画『グッドフェローズ』『アイデンティティー』などで知られるレイは、新作『デンジャラス・ウォーターズ』の撮影のため訪れていたドミニカ共和国のホテルで死亡しているのが発見されていた。67歳だった。今回、同国当局が死因を呼吸不全、肺水腫、急性心不全と確認したと発表した。

TMZ.comによると、当局は、レイさんが心臓発作や脳卒中などを引き起こす可能性のある動脈硬化症に苦しんでいたことを明らかにし、その死について「自然で非暴力的」と判断したかたちだ。

これまでの報道では、同国でエリック・デイン、オデヤ・ラッシュ、サフロン・バローズらと同新作の撮影を行っていたレイさんは、睡眠中に息を引き取ったと伝えられていた。遺体はその後、米国にいる家族の元へ空輸された。

今年2月に死後受賞でハリウッドの殿堂入りを果たした。授賞式には、レイさんの婚約者ジェイシー・ニットロと娘のカーセン・リオッタが出席。父の代わりに賞を受け取ったカーセンは、「父に代わってこの賞を受賞することができて、とても感動しています。これ以上ないほど、父を誇りに思います。唯一無二の俳優であり、誰もが求める最高の友人であり、兄であり、父でした。私はあなたと一緒にいて幸運だった」と語り、父親のすべての功績を誇りに思うと続けた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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