映画「バカ塗りの娘」、青森県内で8月25日から先行上映 坂東龍汰さん、宮田俊哉さん出演も発表

映画「バカ塗りの娘」のポスター=©2023「バカ塗りの娘」製作委員会
映画に出演する(左上から時計回りに)堀田真由さん、小林薫さん、宮田俊哉さん、坂東龍汰さん=©2023「バカ塗りの娘」製作委員会

 津軽塗をテーマに全編を青森県弘前市で撮影した映画「バカ塗りの娘」の製作委員会(アミューズ、メ~テレ、東奥日報社など)は9日、同映画を8月25日から県内で先行上映し、9月1日に全国公開すると発表した。併せて俳優の坂東龍汰さん、アイドルグループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の宮田俊哉さんが出演することも明らかにした。

 坂東さんは、主演の堀田真由さん演じる青木美也子の兄・青木ユウ役で、宮田さんは美也子がひそかに思いを寄せる花屋の青年・鈴木尚人役で出演している。

 坂東さんは「弘前市はとても美しい場所で、毎日きれいな空気を吸いながら、土地に宿った力に身を任せて演じられた」、宮田さんは「青森の漆文化を深く知るきっかけになり、自分にとってすごく学びになった」とコメントした。

 本ポスタービジュアル、予告動画(https://youtu.be/rTrIZtScQ70)も解禁された。予告動画では、「バカ塗り」といわれるほど手間暇をかけて作る津軽塗の丁寧な制作工程や、家族の絆などを紹介している。

 映画は三戸町在住の作家髙森美由紀さんの小説「ジャパン・ディグニティ」が原作。美也子の父で津軽塗職人の青木清史郎は小林薫さんが演じた。

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