建ロボテック、新サービス「TOMOROBO BASE A」を提供開始。建設作業を自動化したロボットを短期間で開発

また、同サービスを利用して、建設ロボットを開発したい企業を募集している。

TOMOROBO BASE A

「TOMOROBO BASE A」は、建設ロボットのベースとなる電源や制御基板を搭載した電動駆動ユニット「BASE A」と、ユーザーの要望によって最適な機構をインストール&カスタマイズ可能な作業領域「X領域」で構成された、短期間で建設ロボットを提供する新しい開発サービス。

これまで、1案件ごとにそれぞれ設計と開発を行ってきたが、期間とコストがかかり提供までに長期間を要していたという。同サービスでは、ベースとなる「BASE A」部分が基本構造となっており、ユーザーの希望する電動工具を使用した作業の自動化などを「X領域」で開発する。

BASE Aの特徴

  • 不整地でも走行可能なオフロードタイヤを採用
  • 建ロボテックのロボットでも採用している、オリジナル制御基板を搭載
  • 2.による「X領域」の作動制御も行うことが可能
  • BASE Aをアルミフレームベースの背面ボックス式にすることで、X領域で自由度の高い開発が可能

X領域の特徴

  • 電動工具を使用した作業の自動化を想定しており、最適な機構をインストール可能

低コスト&柔軟な開発体制

「TOMOROBO BASE A」は、以下のような悩みがある企業に利用してほしいという。

  • 職人に負担をかけずに労働力不足を改善したい
  • 特定作業の自動化を短期間&低コストで開発したい
  • 建設RX化を始めたいが、何から始めたらいいかわからない

建ロボテックは、一緒に建設ロボットを作りたい企業を募集している。今後やってくる労働者不足という社会課題を、自社らしい自社独自のカスタマイズを施したロボットで解決を目指す。

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