映画祭で声優体験を 未公開の外国語映画で 日本語の同時吹き替え役を募集

「京都国際子ども映画祭」で声優体験をする子ども。会場後方にブースを設けて、生で吹き替えをする(京都市中京区・京都文化博物館)

 映画祭で声優体験を―。京都市内で8月に開かれる「京都国際子ども映画祭」では、外国語映画を上映する際、日本語の同時吹き替えを付けて上映する。今年の声優希望者を、小学4年生以上から大人までを対象に募っている。

 1994年に始まった同映画祭は小中高生が中心となって企画し、毎年夏休みに開催。日本未公開の作品では字幕や吹き替えが付いていないため、長編ではプロが同時吹き替えを担い、短編は毎年公募で集まった希望者が声優体験に挑む。

 今年は、市中央青少年活動センター(中京区)で5月28日~7月30日の日曜午前中に計8回開かれるワークショップで発声やせりふ回しを学ぶ。講師は「劇団とっても便利」の上野宝子さん。参加費1万円。募集締め切りは5月20日。

 映画祭は京都文化博物館(中京区)で8月4~6日に開かれる。上映作品は選定中。詳細は主催のNPO法人キンダーフィルムフェスト・きょうとの公式サイトで。同法人075(212)8612。

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