生後間もない赤ちゃんの遺体遺棄事件 19歳のベトナム人技能実習生を家裁送致 広島

先月、広島県東広島市の空き地に赤ちゃんの遺体を遺棄したとして、19歳のベトナム人技能実習生の女が逮捕された事件で、10日、広島地検は女を家庭裁判所に送致しました。

この事件は、先月18日、東広島市安芸津町の空き地で生まれて間もない男の子の赤ちゃんの遺体が見つかり、近くに住むベトナム人技能実習生の女(19)が、死体遺棄の疑いで逮捕されたものです。

赤ちゃんの遺体は目立った外傷はないものの、腐敗が進んでいて、司法解剖の結果、死後1か月~4か月が経過しているとみられる。ということです。

広島家庭裁判所によりますと、10日、女は広島地検から家裁に死体遺棄の疑いで送致されたということです。

女は逮捕時、警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていました。また、捜査関係者によりますと、「妊娠がわかれば帰国させられるかと思った」などと供述していたということです。

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