札旭丘乱打戦制す 春の高校野球札幌支部予選

 第2日の10日、札幌円山、札幌麻生、江別野幌の3球場でA―Eブロックの1、2回戦9試合が行われた。北海学園札幌は先発の中倉(3年)が7回を2失点8奪三振と好投。打線は初回、単打などで得点を重ねた後、9番の植村(2年)が中前へ5点目となる適時打を放ち、これが決勝点となった。札旭丘は11―11の同点で迎えた九回に4得点を挙げ、札龍谷は1点を追う四回に6点を挙げるなど着実に得点を重ね、それぞれ乱打戦を制した。札光星は接戦を制し、札啓成は逆転勝ちで2回戦へ駒を進めた。札英藍、札北、札藻岩、道科学大高はいずれもコールド勝ちした。

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