北海道十勝ですくすく育つ小麦に肥料を撒く。大切な「穂」ができるタイミングでトラクターで豪快に散布作業

北海道十勝の芽室町からYouTubeを通じて農作業の様子を発信する粟野さん。

ゴールデンウィークも後半になったこの日は小麦へ肥料を撒く作業を行いました。

この小麦は昨年の秋に種を蒔き、冬を越えて育って青々成長してきたもの。いよいよ"穂"になる部分が出来てくる「幼穂形成期」を迎えて、成長にエネルギーを使うこのタイミングで肥料を追加してく作業です。

その肥料は「硫安」こと硫酸アンモニウム。トラクターに接続した「スプレッダー」で豪快に散布していきますが、ウクライナ情勢などの影響で値段が高騰してるのが悩みの種だそうです。

2023年5月5日 秋まき小麦に1回目の追肥を行いました。

ヤマトと小麦の生育を調査‼️

いつもなら、4月に最初の追肥を行うのですが、今年は茎数が多いので、幼穂形成期が最初の追肥となりました。この時期は小麦の穂が茎の中で出来上がる時期で、小麦も栄養を欲しがるタイミングです。やや遅めとなりましたが、風のない日を選んで宇部硫安を1反に20kg散布しました。あっという間に約17haの追肥を終える事が出来ました。今年も立派に育って、無事に収穫されてほしいです。

風の弱い日を待って宇部硫安を散布😆‼️

パパとママと帯広動物園を楽しむお孫ちゃん😍

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