【シリコンバレー共同】米グーグルは10日、対話型人工知能(AI)「Bard(バード)」を日本語にも対応したと明らかにした。バードは日本を含む180を超える国・地域で利用できるようになり、事前登録をせずに使える。対話型AI「チャットGPT」や、米マイクロソフトの「Bing(ビング)」との競争が激しくなりそうだ。
グーグルがカリフォルニア州で開催した開発者会議で表明した。技術基盤となる言語モデルには最新版の「PaLM(パーム)2」を採用し、従来より高性能化して比喩や慣用句も理解可能だと説明している。
バードは3月下旬から米国と英国を対象に英語で提供していた。