
【ラブアンバジョ共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は11日、議長国インドネシアの中部ラブアンバジョで2日目の協議を行った。ジョコ大統領は演説で、ASEANが2021年4月にクーデター後のミャンマー情勢改善に向けてまとめた「5項目の合意」について「大きな進展はない」と表明、成果を上げるには加盟国の結束が必要だと訴えた。
首脳会議は11日、議長声明を取りまとめて閉幕する。
外交筋によると、インドネシアのルトノ外相は会議開幕に先立つ8日の夕食会で「5項目の合意」について、「暴力の停止」など重要項目に成果はなく、進展は人道支援の分野にとどまると説明した。