【スデロト(イスラエル南部)共同】パレスチナの過激派「イスラム聖戦」など複数の武装組織は10日、自治区ガザから多数のロケット弾をイスラエル領内に向け発射した。軍によると、同日に発射されたロケット弾は469発で、うち153発を対空防衛システム「アイアンドーム」などで迎撃した。軍もイスラム聖戦のガザの拠点を中心に激しく空爆した。
イスラエル側では一部家屋に被害が出たが、死傷者は伝えられていない。大部分のロケット弾はガザに近いイスラエル南部スデロトや中部アシュケロンで迎撃されたが、一部はガザから約70キロ離れた商都テルアビブ近郊まで到達した。