児童、元気に田植え 茨城・下妻

懸命に苗を植える下妻市立総上小の児童=同市今泉

茨城県下妻市小島の市立総上小(綱川真理校長)の児童が10日、恒例行事の田植え体験に取り組み、田んぼの泥に足を取られながらも笑顔いっぱいに苗を植えた。

参加したのは5年生と2年生の計38人。コメ生産のライス&グリーン石島(同市今泉)の石島和美社長(66)が田んぼを提供。石島社長は「田植えは共同作業。昔はみんな協力したことを覚えてほしい」と呼びかけた。

児童たちはすぐに田植え作業に慣れ、苗数本を指でつまんでは等間隔に植えていた。5年、飯村恍亜(ひろあ)君は「祖父母の田植えの手伝いをしたことがある。今日はわいわいできて楽しかった」と笑顔を見せた。田植えが初めてという2年、飯塚すみれさんは「おいしいコメに育ってほしい」と話した。

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