高畠町太陽館(JR高畠駅併設)の周辺に広がる「ぼたん園」のボタンが見頃を迎え、大輪の花を見に多くの人が足を運んでいる。
ぼたん園は太陽館を挟んで北に約100メートル、南に約50メートル続いている。毎年2月に開く「まほろば冬咲きぼたんまつり」で飾った島根県産ボタンを、町観光協会が園内に植え替えており、今では約260品種、約700株を観賞できる。
赤色の「島津紅」や紫色の「磯の波」、白色の「連鶴」などが咲き誇り、山形新幹線が通過するタイミングでカメラのシャッターを切る人の姿が見られる。町観光協会の担当者は「高温の影響で見頃が例年より1週間ほど早い。大型連休明けで疲れた体を、ボタンの花を見て癒してほしい」と話している。