ワールド・ベースボール・クラシックで大活躍し、現在も勢いに乗っている選手を紹介するシリーズの最後を飾るのはやはりこの男。大会MVPの勢いをいまも維持し、圧巻のプレーを続けているのがエンゼルスの大谷翔平だ。
14年ぶり3度目の世界一に向け、大会初戦の中国戦に投打二刀流で出場した大谷翔平は4回を被安打1、5奪三振無失点で勝利すると、野手としては全4試合に出場し打率.500、1本塁打、8打点、OPS1.684の活躍でグループBのMVPを獲得。
【 #侍ジャパン 】世界中に旋風を巻き起こすプールBのMVP #大谷翔平 ！！ここからの戦いに向けてもっと大きな声援を送ろう#ワールドベースボールクラシック pic.twitter.com/qWRNYCXDax
— MLB Japan (@MLBJapan) March 16, 2023
続く準々決勝では大谷、ダルビッシュ有との豪華リレーでイタリアを一蹴。準決勝の9回裏の安打や決勝戦でのドラマチックな救援登板などで大会MVPにも輝いた。
シーズン開幕戦では6回を無失点10奪三振、被安打1。なおエンゼルスは逆転を許し、開幕戦勝利とはならなかったがその後も好調を維持し、現在の防御率0.64と被打率.092はMLBトップ、奪三振38はリーグ4位と好投（4登板目は雨天中断のため2回で降板）。
打っても、マイク・トラウトと同じチーム2位タイの5本塁打、13打点をマークしている。
ワールド・ベースボール・クラシックMVPでシーズンMVPを獲得した選手はまだいないが、この調子を続ければ2年ぶり2度目、ダブル受賞も夢ではない。さらに世界一からワールドチャンピオンなど、大谷への期待は膨らむばかりだ。
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