下野市下古山の石橋あやめ園で11日、色とりどりのジャーマンアイリスが見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませている。
ジャーマンアイリスはアヤメ科の一種で、フリル状の大きな花びらと上品な香りが特徴。同園では約200種、3万株を栽培し販売している。例年より10日ほど早い4月中旬から咲き始め、5月20日ごろまで楽しめる見込み。
この日はそよ風が心地よく吹き、来場客は紫や水色の花々を写真に撮り、香りを楽しんでいた。
夫婦で来場した芳賀町東高橋、無職水沼長利(みずぬまながとし)さん(81)は「この園には長年通っており、家の庭に植える新たな品種を求めて来た。見ているだけで癒やされますね」とにこやかに話した。
入場無料。31日まで無休。午前9時~午後5時。