広島ガスが昨年度の決算を発表し、売上高・経常利益とも過去最高を更新しました。
広島ガスによりますと、昨年度の売上高は952億円1900万円で前の年度から24%増え、経常利益も74億1200万円で60.6%増えました。
原料費調達制度の適用によるガスの販売単価の上昇などが要因で、売上高・経常利益ともに過去最高を更新しました。
今期の業績予想については、売上高が前期並みの960億円、経常利益はガス事業の減収などを見込んで42%減の43億円としました。
広島ガス 松藤研介 社長
「業務用で石油・石炭をご使用のお客さまの天然ガスへの燃料転換を通じて、さらなるCO2排出量軽減に貢献するとともに当社エネルギーシェアの拡大を図ってまいります」
LNG(液化天然ガス)については、引き続きロシアの「サハリン2」などから安定的な調達に努めるとしています。