横浜つなぐ、こだわりの「道志菜」 15日、山梨の中学生販売 農家に足運び、自宅で調理法など研究

地元の農家から指導を受けながら、菜の花を摘む生徒たち(太田さん提供)

 山梨県道志村にある同村立道志中学校の生徒たちが15日、サミットストア桜木町コレットマーレ店(神奈川県横浜市中区)で地元名産の菜の花などを販売する。午後1時35分から午後3時25分まで。

 同中学校の総合学習の一環で、2年生8人が参加する予定。「自分たちの村の良さを、自分たちの言葉で村の外の人に伝える」をコンセプトに、生徒は菜の花を栽培している農家に足を運び、自宅で調理法なども研究してきた。販売地にもこだわり、道志村を水源地とする横浜市を選んだ。

 今回は、村の水を用いて栽培された道志村在来の道志菜という菜の花の野菜を300円で販売する。今回の企画を担当した太田久士さん(60)は「横浜の水源地の野菜を通して、道志村の山と横浜という街のつながりを実感してもらいたい」と来場を呼びかけている。問い合わせは、太田ハッピープランニング電話090(6566)6483。

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