一面に深紅のじゅうたん、クリムソンクローバー満開 福井県小浜市の休耕田

見頃を迎え、真っ赤なじゅうたんのように花をつけるクリムソンクローバー=5月9日、福井県小浜市加茂

 福井県小浜市加茂の休耕田で、クリムソンクローバーが見頃を迎えている。真っ赤なじゅうたんのように一面に花が咲き誇り、地元住民や通りがかる人の目を楽しませている。見頃は来週いっぱいまで続く見込み。

 ヨーロッパ原産のマメ科で、シロツメクサの仲間。イチゴのように円すい形に深紅の花をつけるのが特徴で、ストロベリーキャンドルとも呼ばれる。

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 同市宮川地区のメガファーム「若狭の恵」が昨年10月、景観作りのため所有する田んぼ約6千平方メートルに植えた。4月下旬から咲き始め、高さ40センチほどに育っている。肥料の役割も兼ね、6月にすき込まれる。

 畑にはチョウが飛び交い、写真撮影に訪れる人の姿も見られる。若狭の恵の担当者は「きれいに咲いてくれたので、いろんな人に楽しんでもらえれば」と話した。

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