【おすすめアウトドア雑誌11選】キャンプ以外にもファッション・車中泊・登山などジャンル別に紹介

アウトドアの知識を高められるアウトドア雑誌は、キャンプをさらに楽しむための強い味方です。近年のアウトドアブームも後押しして、本屋さんにはたくさんの雑誌が並んでいて「どれを読めばいいか分からない」ということも。そこで今回はおすすめのアウトドア雑誌11選をご紹介します。実際に読んだからこそ分かる、ファミリーキャンパー目線でのオススメポイントもお伝えします。

【総合】おすすめアウトドア雑誌

まず押さえておきたい、総合アウトドア情報誌をご紹介します。

1. BE-PAL(毎月10日発売)

「BE-PAL(ビーパル)」は、「自然を遊ぼう!」をキャッチフレーズに、1971年に創刊したアウトドアライフマガジンです。

内容は初心者も読みやすいアウトドアの楽しみ方のほか、最新キャンプギア・キャンプ場の紹介から、ベテランキャンパーをうならせる上級者向け記事まで多彩なラインナップ。

ビギナーからベテランまで幅広い層が楽しめるうえ、キャンプで使える実用的な特別付録も付いています。

アウトドアやキャンプの初心者で「まずどれか一冊、アウトドア雑誌を読んでみたい」という方には、こちらの雑誌がおすすめです。

2. ガルビィ(3・6・9・12月の10日発売)

アウトドア総合情報誌「ガルビィ」の2023年4月号は、「GARVY」からリニューアルし新たなロゴになりました。

バーベキューやキャンプをはじめとして、トレッキングやフィッシングなど幅広いアウトドアアクティビティを紹介しており、アウトドアの魅力と楽しみ方を発信しています。

なおガルビィは2000年から、特別編集のオートキャンプ場ガイドを毎年発行しています。

情報量が多くて分かりやすく、お得なクーポンも付いており、こちらもオススメです。筆者も毎年購入しています!

3. fam_mag(ファムマグ)(春&秋に発売)

「fam_mag(ファムマグ)」は、株式会社三才ブックスが発行するグッズ&ライフスタイル誌です。

現在は不定期での発行となっていますが、「子ども」や「おしゃれ」、「遊び」が好きな人に向けた情報が満載。

キャンプに役立つ魅力的な付録も付いており、特にファミリーキャンパーにおすすめな雑誌です。

ハピキャンにはfam_mag編集部の記事も多く掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

【ギア・ファッション系】おすすめアウトドア雑誌

続いて、アウトドアファッションやギアを中心に扱っている雑誌をご紹介します。

1. GO OUT(ゴーアウト)(毎月30日発売)

アウトドアファッション雑誌「GO OUT」は、街でもフィールドでも使える新しいアウトドアファッション・スタイルを凝縮した、ワン&オンリーなアウトドアファッションマガジン。

さらに全国のキャンプ場でアウトドアキャンプフェスティバル「GO OUT CAMP/GO OUT JAMBOREE」を開催。

全国からオシャレキャンパーが集い、その個性豊かなテントサイトやキャンプギアは、GO OUTの別冊「THE CAMP STYLE BOOK」で堪能することができます。

筆者のキャンプスタイルは全くオシャレ系ではありませんが、このスタイルブックはサイト作りの参考になるうえ眺めているだけでキャンプ気分を楽しめるので、オススメです!

筆者撮影

2. キャンプグッズ・マガジン(偶数月30日発売)

カルチュア・エンタテインメント株式会社が2/4/6/8/10/12月(偶数月)の30日に発売する「キャンプグッズ・マガジン」は、スタイルのあるキャンプをテーマにしたキャンプ専門誌です。

キャンプギアをはじめ、おすすめキャンプ場やスタイリッシュなキャンパーのサイト実例、写真映えするキャンプレシピなどを紹介しています。

【キャンピングカー・車中泊系】おすすめアウトドア雑誌

キャンピングカーや車中泊に特化した雑誌を、3誌ご紹介します。

1. AutoCamper(オートキャンパー)(毎月15日発売)

創立当初は「モーターサイクル出版社」という社名だった、株式会社八重洲出版が毎月15日に発行する「AutoCamper(オートキャンパー)」は、アウトドア遊びをバックアップするオートキャンプの総合情報誌です。

主なテーマとして、

  • キャンピングカーの最新情報や試乗レポート
  • メンテナンスやチューンアップ

などのハード面のほか、

  • キャンピングカー&アウトドア用品の紹介や使い方
  • 野外料理

などのソフト面を扱っています。

キャンピングカーが気になっている方は、まずはこちらの一冊がオススメ。

2. CarNeru(カーネル)(偶数月9日発売)

八重洲出版が年6回(偶数月)に発行する「CarNeru(カーネル)」は、日本初の車中泊専門誌です。

一般乗用車での車中泊テクニックやギアのほか、キャンピングカーやバンライフなど実際に車中泊を楽しんでいる人の目線で濃密で細かく、楽しく紹介しています。

車中泊は災害時の避難の観点からも注目が高まっていることから、車中泊未体験のキャンパーにも参考になると思います。

八重洲出版はこのほかにも、日本で唯一の軽自動車ベースのキャンピングカー専門情報誌「軽キャンパーfan」や「ハイエースfan」なども発行しています。

3. Camp car magazine(キャンプカーマガジン)(奇数月28日発売)

株式会社マガジン大地が奇数月28日に発行する「キャンプカーマガジン」は、ユーザー参加型の新しいキャンピングカー専門誌です。

読者目線を重視し、ビギナーが安心して読め、ベテランも満足できる記事内容となっています。

【山系】おすすめアウトドア雑誌

続いて、特に登山や山歩きが好きな人はぜひチェックしたい雑誌をご紹介します。

登山をしないキャンパーの方も、読んでいるだけで楽しめますよ!

1. PEAKS(奇数月15日発売)

PEAKSは以下のようなコンセプトを掲げる雑誌で、特に山登りをやってみたいと思っている20~30代や、登山雑誌になじめない40~50代の人に寄り添った情報誌です。

2023年からは隔月刊行になりました。

装備を揃え、知識を貪り、実際に経験し、自分を高めていく。

そんな山の喜びを感じてもらうための月刊誌です。

山にハマる若者や洗練されたスタイルの熟年層に注目の最新ギア&ウエアも積極的に取り上げます。

モンベルなど、キャンパーからの支持も高いアウトドアブランドのギアなども紹介されています。

登山系のギアは軽量コンパクトなものが多いので、荷物を軽くして身軽にキャンプしたい徒歩・電車キャンパーにもおすすめです。

気象に関する情報収集方法など専門的な内容も多く、登山はしない筆者にも参考になります。

同誌は1973年設立の枻(えい)出版社が手がけていましたが、2021年以降は株式会社ADDIXが発行しています。

バックナンバーが1冊まるごと読める無料サンプルも用意されているので、気になったらぜひ目を通してみてくださいね。

2. ランドネ(奇数月23日発売)

奇数月23日に発行する「ランドネ」は、山登りやキャンプ、ピクニックなどのアウトドアに興味を持つ女性を応援する雑誌です。

「ランドネ」とは、「山歩きの旅をキーワードとして、自分らしいアウトドアの楽しみ方を探す、すべての人たちのスタイル」のことだそう。

それをより豊かにするための情報として、必要な基礎知識やウェア・道具などの情報を、初心者にもわかりやすく紹介しています。

公式サイトには、山ごはんレシピや山旅プランなど、気軽に読める記事もたくさん用意されています。

「本格的な登山はちょっと…」というキャンパーも、ライトなハイキングやアウトドアごはんのアイディアが楽しめるはず。

なおランドネも元々、枻出版社が手がけていましたが、現在は株式会社ADDIXが発行しています。

3. 山と溪谷(毎月15日発売)

山と渓谷社が毎月15日に発行している「山と渓谷」は、通称「ヤマケイ」と呼ばれる登山専門誌です。

身近な低山、里山から日本百名山、ネパールのヒマラヤまで、世界各地の山と渓谷を紹介しており、登山初心者からベテラン登山者まで楽しめる記事構成となっています。

登山・山の雑誌にとどまらず、総合的に自然の魅力や環境問題なども伝えており、とても読みごたえがあります。

バックナンバーが1冊まるごと読める無料サンプルも用意されているので、気になったらぜひ目を通してみてくださいね。

FujisanReader

なお、山と渓谷社は文庫レーベル「ヤマケイ文庫」も出版しており、キャンパーが思わず読みたくなる良書が勢ぞろいしています。

アウトドア雑誌を参考にしてキャンプをさらに楽しもう!

アウトドアに関係する雑誌をご紹介しました。

多くの雑誌で、キャンプ場やギアの紹介など読者が求める内容を提供することはもちろん、キャンプ場ガイドブックやスタイルブックの発行や、アウトドアグッズの通販、キャンプフェスティバルの開催など、枠にとらわれない多彩な取り組みが行われています。

アウトドアの魅力である「自由さ」や「新しいことに挑戦する」姿勢が、雑誌作りでも活かされているように感じます。

新生活で忙しかったり、梅雨時でキャンプに行けない日が続くことも。

そんな時は、アウトドア雑誌をおともに、お部屋でアウトドア気分を楽しんだり、次回キャンプに向けて計画を練ってみてはいかがでしょうか?

© ハピキャン