親子のスキンシップを通じて赤ちゃんの発育を促すベビーヨガ。子育てにお疲れのママやパパにもリフレッシュのひとときをもたらしてくれる。親子で癒やしの世界を堪能してみませんか。
赤ちゃんを膝の上に乗せ、頭をなでる。足の指を回してから引っ張る。足の裏同士を合わせる。足の裏をつかんで回す―。
4月下旬、福井市内で開かれたベビーヨガ講座。2カ月から1歳前後の赤ちゃんをもつ親子4組が和やかな雰囲気の中、ベビーヨガを楽しんでいた。
初めてベビーヨガに挑戦したという福井県永平寺町の女性（30）は長男（2カ月）と参加。「血流がよくなったのか、子どもの体が温かくなってずっとご機嫌だった。どんな動きが発達にいいのか勉強になった。家でもやってみたい」と笑顔だった。
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講座を主宰したベビーヨガインストラクターの山崎美冴さん（42）＝福井県越前町＝によると、ベビーヨガは生後2カ月から2歳ごろまで楽しむことができ、赤ちゃんの▽心や脳の発育を促進する▽便秘解消▽寝付きが良くなる▽免疫力が上がり運動神経が良くなる―などの効果が期待できるという。
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あおむけ、うつぶせ、膝の上、立位など発達段階に合わせたポーズがあり、「自宅でも簡単にできるので、やってみてほしい」と山崎さん。「ママ（パパ）が自分に注目してくれることで、子どもの自己肯定感も高まる。お互い幸せな気分になれますよ」
便秘解消、寝付き向上、免疫力や運動神経アップ…こんな効果も
⇧ちょうちょのポーズ 腕と肩をちょうちょのように上げたり下げたりする
⇧股関節回し 優しく足を持ち、ゆっくり大きく股関節を回す
⇧足首回し 赤ちゃんの足の裏を手のひらで包み込むように持ち、足首をゆっくり大きく無理のないように回す
