茨城県国際交流協会(根本博文理事長)とNGO茨城の会(小野瀬武康事務局長)は11日、トルコ・シリア大地震の被災地支援のため、茨城県民から寄せられた義援金約104万円を日本赤十字社県支部(服部隆全事務局長)に寄付した。
両団体は今年2月から約2カ月間、同協会や県庁など計4カ所に設置した募金箱と口座振り込みで支援を呼びかけた。義援金の総額は約208万円。現地で難民支援を行うNPO法人「難民を助ける会」(東京)に義援金の残額を寄付した。
日本赤十字社は、地震発生後から連絡調整員を現地へ派遣。赤十字に相当する赤新月社を通して避難生活や被災者の心のケアなどの支援を続けている。水戸市小吹町の同県支部で開かれた贈呈式で、根本理事長と小野瀬事務局長は「有効な支援活動につながれば」などと語った。